たこ、うおの目とは？

たこ・うおの目は、圧迫や皮膚がこすれることによって、その部分の皮膚が刺激をうけ、角質が厚く硬くなります。サイズの合わない靴を履いたりすることなどが原因です。
たこは、足の裏の突出しているところなどに多く見られます。魚の目と違い患部の中心に“しん”はなく、痛みはあってもそれほど強くありません。
うおの目は、足の裏の突出したところや指のふち、指の間などに多く見られます。患部の中心に“しん”ができ、圧迫されると強い痛みを伴います。

たこ、うおの目の原因とは？

たこ・うおの目は、圧迫や摩擦刺激に対する皮膚の防御反応です。
特定の部分に圧力がかかり、皮膚が刺激されると、角質が次第に厚く硬くなっていきます。
サイズの合わない靴や踵の高い靴、外反母趾、O脚、がに股などが要因となることが多いですが、足以外にもペンだこのように生活習慣や職業によって体の様々な箇所にできます。

たこ、うおの目の治療とは？

症状が軽い場合は、保護パッドなどを貼り、圧迫や摩擦を減らすことで自然に治りますが、痛みがある場合などは原因となる圧迫を可能な限り除去することが大切です。

1. 外科的処置
   1. うおの目の場合、外用薬での治療を併用し角質を軟らかくしたあと中心部の“眼”の部分だけをメスやハサミなどで除去します。
2. 外用薬
   1. スピール膏や角質軟化剤などの足の角質を柔らかくする薬を外用します。